玉札(読み)ギョクサツ

精選版 日本国語大辞典 「玉札」の意味・読み・例文・類語

ぎょく‐さつ【玉札】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「玉」は美称 ) 相手を敬って、その書簡をいう語。芳札
    1. [初出の実例]「御真実之玉札誠拝披候」(出典:貴理師端往来(1568頃))
    2. [その他の文献]〔皮日休‐懐華陽潤卿博士詩〕

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普及版 字通 「玉札」の読み・字形・画数・意味

【玉札】ぎよくさつ

玉策。また、他人の手紙の敬称。唐・皮日休華陽の潤博士を懐ふ、三首、三〕詩 數行の玉札、心を存すること久し 一掬(いつきく)の雲漿(うんしやう)、齒を漱ぎ

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