玉滝寺(読み)ぎよくりゆうじ

日本歴史地名大系 「玉滝寺」の解説

玉滝寺
ぎよくりゆうじ

[現在地名]阿山町玉滝

「たまたきでら」ともいう。玉滝たまたきの中央部、界外かいげにある。中世よりの伊勢道の西方前方に滋賀県信楽町への道が通る。吉祥山と号し、臨済宗大徳寺派、本尊薬師如来。

治承五年(一一八一)六月三日付の東大寺伊賀国封米支配状案(谷森文書)に「玉滝寺 七石三斗」とある。玉滝村内にありながら、七石三斗の封米を賦課された独立の存在であり、反別一斗四升(建保四年伊賀国留守所下文案より推定)より計算すれば、約五丁二反の所領であり、真木山まきやま村内の東大寺領より、やや大きい。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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