旺文社世界史事典 三訂版 「王 夫之」の解説
王 夫之
おうふうし
明末〜清初の学者
通称船山。湖南の人。明の遺臣として清に仕えず,衡陽の石船山に住んで著述と講学に孤高の生涯を送る。陽明学を排して宋学の正統を発揮し,中華(華夷)思想の高揚につとめ,のちに清末の排満革命思想に影響を与えた。『宋論』『読通鑑論』は史論として異色。
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
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