王震(読み)おうしん(英語表記)Wang Zhen

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

王震
おうしん
Wang Zhen

[生]光緒34(1908).4. 湖南,瀏陽
[没]1993.3.12. 広東,広州
中国の政治家,軍人。 1927年中国共産党に入党。 56年から国務院農墾部長,中央委員。 75年1月国務院副総理に就任,政治局委員,中央軍事委員会委員を歴任したのち,80年9月国務院副総理から引退。 85年中央顧問委員会副主任に転任した。 88年4月国家副主席に就任。延安時代から知識人の自由化を求める動きにきびしい態度をとってきた反面,反右派運動後は,自分の管轄下にいた知識人を保護するなど王震の政治姿勢には二面性があった。改革期には保守長老の一人として知られたが,経済特区の設置について 鄧小平に進言したともいわれる。

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百科事典マイペディアの解説

王震【おうしん】

中国,清朝末期・中華民国期を代表する画家。字(あざな)は一亭,号は白竜山人。浙江省呉興生れ。従来の文人画風にとらわれない自由な作風で,人物・花卉(かき)画にすぐれた。上海実業界の実力者でもあった。

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世界大百科事典 第2版の解説

おうしん【王震 Wáng Zhèn】

1866‐1938
中国,清末・民国期の画家,実業家。字は一亭,号は白竜山人。浙江省呉興の人。呉昌碩とともに清末・民国期の中国画壇における代表者と目される。任伯年に画を学び呉昌碩に師事し,さらに個性的文人画の揚州画派の画風を摂取して,人物・花卉(かき)画にすぐれた画技を発揮した。従来の文人画風に拘泥しない自由な創作を進めたが,やや粗荒な調子が散見される。他方,彼は実業家として上海実業界の実力者でもあり,また社会事業や文化教育事業にもたずさわった。

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