膳羞(読み)ゼンシュウ

デジタル大辞泉 「膳羞」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐しゅう〔‐シウ〕【膳羞】

《「羞」は料理を勧める意》料理。ごちそう。

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精選版 日本国語大辞典 「膳羞」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐しゅう‥シウ【膳羞】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「羞」は食物をすすめるの意 ) 料理。ごちそう。
    1. [初出の実例]「大膳職 大夫一人〈掌諸国調、雑物及造庶膳羞〈略〉醤鼓、未醤、肴菓、雑餠、食料、率膳部以供基事〉」(出典令義解(718)職員)
    2. [その他の文献]〔周礼‐天官・内

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普及版 字通 「膳羞」の読み・字形・画数・意味

【膳羞】ぜんしゆう(しう)

食膳飲食のもの。〔越絶書、外伝記地伝〕東郭外南小は、勾踐の冰室なり。~樂野の衢に射し、犬を耶に走らせ、石室に休謀し、冰廚にらふ。~一に曰く、冰室なるは、膳羞を備ふる以なりと。

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