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珪ニッケル鉱 ケイニッケルコウ

大辞林 第三版の解説

けいニッケルこう【珪ニッケル鉱】

蛇紋石の一。土状をなすことが多く、鮮緑色を呈する。ニッケルの原料鉱石の一。ニューカレドニア島などに産する。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

珪ニッケル鉱
けいにっけるこう
garnierite

独立した鉱物種ではなく、多くはニッケルを含む蛇紋石である。まれにはクリノクリソタイル(繊維蛇紋石)のマグネシウムをニッケルで置換したペコラ石、リザード石(蛇紋石の一種)のマグネシウムをニッケルで置換したヌポア石、セピオ石のマグネシウムをニッケルで置換したファルコンド石を含むことがある。塊状、土状、乳房状などで、乾燥して粉末になりやすい。硬度2~3。緑色で、ニッケルの多いものほど鮮やかになる。風化した蛇紋岩中に産し、ニッケルの重要な鉱石となる。オセアニアのニュー・カレドニアが主産地で、英名はここでニッケル鉱物を発見したフランスの技師ガルニエJules Garnier(1839―1904)にちなむ。[松原 聰]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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