とおけば,これらの
によって点の位置が定まる。この順序のついた3つの数の組
を点Pの球座標という。
とPの直交座標 (x,y,z) との間には,次の関係がある。
z=r cos θ これを球座標というのは,r が一定である点Pは,すべて原点を中心とする半径 r の球面上にあるからである。これは,天球のように θ を北極 z からはかる方法で,こちらのほうが普通であるが,地球の緯度のように,θ を赤道からはかるときには,θ は余角となり,上の式で sin θ と cos θ が入替る。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…空間に直交座標系が与えられたとき,空間の点Pからxy平面へ下ろした垂線の足をQとして,線分OPの長さをr,半直線OQがx軸の正の向きとなす角をθ,半直線OPがz軸の正の向きとなす角をφとすれば,点Pの位置は(r,θ,φ)で表される(図8)。(r,θ,φ)をPの極座標または球座標spherical coordinatesという。これとPの直交座標(x,y,z)との関係はx=rsinφcosθ,y=rsinφsinθ,z=rcosφで与えられる。…
※「球座標」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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