環境白書(読み)カンキョウハクショ

デジタル大辞泉 「環境白書」の意味・読み・例文・類語

かんきょう‐はくしょ〔クワンキヤウ‐〕【環境白書】

環境省の発表する報告書地球温暖化砂漠化など地球環境に関する問題と、それをとりまく経済活動状況などについてまとめたもの。平成19年(2007)と平成20年(2008)は循環型社会白書との合冊、平成21年(2009)より循環型社会白書・生物多様性白書との合冊で発表されている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

共同通信ニュース用語解説 「環境白書」の解説

環境白書

環境省が国内外の環境問題の現状についてまとめた国会への年次報告書。前半の「総合的な施策」では、政府が特に重視する問題を取り上げることが多い。これまでに地球温暖化や国連持続可能な開発目標(SDGs)、東京電力福島第1原発事故などのテーマを扱った。1969年に「公害白書」として始まり、72年から環境白書となった。2009年からは環境問題の多様化に対応し正式名称を「環境・循環型社会・生物多様性白書」とした。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

精選版 日本国語大辞典 「環境白書」の意味・読み・例文・類語

かんきょう‐はくしょクヮンキャウ‥【環境白書】

  1. 〘 名詞 〙 環境基本法に基づき、政府が毎年国会に提出する環境汚染に関する年次報告書の俗称

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android