デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田中千梅」の解説 田中千梅 たなか-せんばい 1686-1769 江戸時代中期の俳人。貞享(じょうきょう)3年生まれ。近江(おうみ)(滋賀県)の鋳物師。郷里と江戸深川の出店とを往復して生活。三上千那(せんな)に師事し,蕉門3代を自負。「おくのほそ道」の跡をたどって「松島紀行」などの紀行をのこし,深川泉養寺に芭蕉(ばしょう)と千那の塚をきずいた。明和6年4月15日死去。84歳。名は知義。通称は七左衛門。別号に方竟,白翁。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例