田中吉六(読み)たなか きちろく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田中吉六」の解説

田中吉六 たなか-きちろく

1907-1985 昭和時代哲学者
明治40年9月3日生まれ。独学マルクス主義を研究,昭和27年ごろから自由労働者として肉体労働をしながら著述をすすめる。その実践主体確立の理論化活動は,1960年代後半の学生運動なかで注目をあびた。昭和60年12月10日死去。78歳。富山県出身。日大予科中退。著作に「史的唯物論成立」,共訳にマルクス他「経済学・哲学草稿」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android