デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田中杏亭」の解説 田中杏亭 たなか-きょうてい 1717-1780 江戸時代中期の医師。享保(きょうほう)2年生まれ。大和奈良の人。大坂で叔父(おじ)田中友安に小児科をまなび,その養子となる。友安の遺児をそだてて家をつがせ,自身は別に開業した。晩年,加賀(石川県)前田家からまねかれたが辞退し,門人の指導にあたった。安永9年4月30日死去。64歳。名は雄。字(あざな)は子飛。通称は周安。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例