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田沼騒動物 たぬまそうどうもの

世界大百科事典 第2版の解説

たぬまそうどうもの【田沼騒動物】

歌舞伎,浄瑠璃の一系統。1784年(天明4)江戸城内で佐野善左衛門(佐野政言)が若年寄田沼意知(おきとも)を刃傷,佐野が切腹した事件を扱った作品群。田沼親子の専横に民衆の反感は強く,佐野の墓所には世直し大明神の幟(のぼり)が奉納された。事件後まもない同年8月に,大坂中(なか)の芝居で《稲光田毎月(いなびかりたごとのつき)》(奈河七五三助(ながわしめすけ)作)が上演され,〈曾我〉の世界に仮託し,際物(きわもの)として脚色された。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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