田辺竹雲斎(読み)たなべ ちくうんさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田辺竹雲斎」の解説

田辺竹雲斎(2代) たなべ-ちくうんさい

1910-2000 昭和-平成時代の竹工芸家。
明治43年5月9日生まれ。初代田辺竹雲斎の子。父にまなぶ。昭和6年帝展に初入選,12年2代目を襲名戦後は日展で活動し,27年「螺旋紋花籃」で特選。日展審査員,評議員をつとめる。平成3年竹雲斎を長男にゆずり一竹斎を名のった。平成12年2月24日死去。89歳。大阪出身。本名は利雄。作品に「蟠竜(ばんりゅう)図盆」など。

田辺竹雲斎(初代) たなべ-ちくうんさい

1877-1937 明治-昭和時代前期の竹工芸家。
明治10年6月3日生まれ。家はもと摂津尼崎(あまがさき)藩(兵庫県)の藩医。初代和田和一斎に竹編みの技法をまなぶ。唐物(からもの)風の制作を得意とし,大阪で活躍した。昭和12年5月26日死去。61歳。名は常雄。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「田辺竹雲斎」の解説

田辺 竹雲斎(2代目) (たなべ ちくうんさい)

生年月日:1910年5月9日
昭和時代;平成時代の竹工芸家
2000年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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