コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

申采浩 しんさいこう

百科事典マイペディアの解説

申采浩【しんさいこう】

朝鮮の独立運動家,〈民族史学〉を樹立した歴史家。号は丹斎。忠清南道生れ。反日・国民啓蒙の論陣を張った《大韓毎日申報主筆として愛国啓蒙運動に努め,民族運動団体〈新民会〉にも加入。
→関連項目洪命熹

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

しんさいこう【申采浩 Sin Ch‘ae‐ho】

1880‐1936
朝鮮の独立運動家,歴史学者。号は丹斎。忠清南道生れ。李朝の最高学府成均館に学んだ後,《大韓毎日申報》主筆となり論説や《李舜臣伝》などの著作で愛国啓蒙運動に努め,新民会にも加入した。日韓併合後ウラジオストクを経て中国に亡命,上海,北京などで独立運動に参加する一方,満州に残る朝鮮史跡を調査しながら朝鮮古代史を研究。1919年大韓民国臨時政府に加わったが,のち脱退,23年義烈団の依頼で〈朝鮮革命宣言〉を執筆,28年には無政府主義者団体に加わった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

世界大百科事典内の申采浩の言及

【朝鮮】より

…そして三国以前を氏族共産制社会,三国期から統一新羅期までを奴隷制社会,高麗以降を中央集権的なアジア的封建制社会ととらえる時代区分を提唱し,福田らの封建制欠如論を批判した。 白のような社会構成体的な基準にもとづく時代区分とはまったく異なる時代区分の考え方を提示したのは,民族史学の立場に立つ人たちであり,その代表的な研究者が申采浩(しんさいこう)であった。彼は日本の植民地支配を打ち破る力を民族独自の精神に求め,それを歴史の中に見いだそうとして研究を進めた。…

※「申采浩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

申采浩の関連キーワードシンチェホ皇城新聞金元鳳

今日のキーワード

俳句甲子園

1998年から松山市で開かれる全国高等学校俳句選手権大会。高校生が5人1組で句の優劣をディベートで競い合う。チームでの勝敗とは別に、個人の最優秀句も選ぶ。今年は過去最多の41都道府県から121校、15...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android