界線(読み)カイセン

デジタル大辞泉 「界線」の意味・読み・例文・類語

かい‐せん【界線】

二つ地域境界を表す線。
投影図で、正面平面との境界を示す横の線。
非ユークリッド幾何学で、平行線群を直角に切る線。半径が無限大の円弧で、直線ではないとする。

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精選版 日本国語大辞典 「界線」の意味・読み・例文・類語

かい‐せん【界線】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 二つの地域を区切っているその境目。境界線。
    1. [初出の実例]「此州の地形たる西は太平洋に向ひ、東は『シールラネヴァタ』と云山脈ありて、北より東南に連りて、界線を分ち」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)
  3. 投影図で平面と立面との境を示す線。
  4. 非ユークリッド幾何学で、平行線群を直角に切る線。これは直線にはならない。

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