日本歴史地名大系 「畝山神社」の解説 畝山神社うねやまじんじや 広島県:賀茂郡豊栄町清武村畝山神社[現在地名]豊栄町清武 黒岩清武(きよたけ)東部の小丘陵に鎮座。祭神は宗像三女神・天照大神・天御中主神・月読命・仲哀天皇・応神天皇・神功皇后。旧村社。社伝によると、仁平二年(一一五二)豊前国宇佐(現大分県宇佐市)より清武の大河(おおこう)谷に勧請し、清武・安宿(あすか)・乃美(のみ)・鍛冶屋(かじや)・別府(べふ)の五ヵ村の総鎮守としたが、後に乃美・安宿へ分祀、永享三年(一四三一)に現在地に移転したといい、乃美の本宮(ほんぐう)八幡神社もよく似た伝承をもっている。「豊田郡誌」には正徳(一七一一―一六)の調書に永享四年清武美濃守再興とあると記し、永禄九年(一五六六)四月、乃美隆興再造の棟札写を記す。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by