畳割(読み)たたみわり

百科事典マイペディア 「畳割」の意味・わかりやすい解説

畳割【たたみわり】

寸法を基準にして住宅平面を決定する技法。柱の配置に合わせて畳を配する柱割の対。柱割は部屋形状により畳寸法が不均一になるのでこの欠点を補うために生まれた。桃山時代に始まり,江戸時代茶室数寄屋(すきや)造とともに近畿地方中心普及

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

関連語 数寄屋

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android