(読み)チョウ

デジタル大辞泉 「疔」の意味・読み・例文・類語

ちょう〔チヤウ〕【×疔】

汗腺または皮脂腺化膿かのうして、皮膚皮下結合組織に生じるれ物。顔面にできたものを面疔めんちょうという。

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精選版 日本国語大辞典 「疔」の意味・読み・例文・類語

ちょうチャウ【疔】

  1. 〘 名詞 〙 皮膚の汗腺(かんせん)や皮脂腺などから、化膿(かのう)菌ことにブドウ球菌が侵入して皮膚や皮下結合組織中に生じる、急性悪性のはれもの。赤く空豆(そらまめ)大にはれ上がり、非常に痛み、悪寒発熱をともなう。顔面にできたものを面疔という。疔瘡(ちょうそう)
    1. [初出の実例]「所労之体、疔気相交、但不及殊大事歟」(出典玉葉和歌集‐治承五年(1181)二月七日)

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改訂新版 世界大百科事典 「疔」の意味・わかりやすい解説

疔 (ちょう)

せつ

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百科事典マイペディア 「疔」の意味・わかりやすい解説

疔【ちょう】

【せつ】

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世界大百科事典(旧版)内のの言及

【癤】より

…黄色ブドウ球菌の感染によって発症する膿皮症の一種。俗に疔(ちよう)ともいう。本質的には毛囊炎と同じであるが,臨床的には病巣の大きさで分けられ,毛包周囲から皮下組織まで炎症が波及し,毛包,脂腺の破壊が著しく,汗腺も二次的に破壊されたものをいう。…

※「疔」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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