発汗療法(読み)ハッカンリョウホウ

デジタル大辞泉 「発汗療法」の意味・読み・例文・類語

はっかん‐りょうほう〔‐レウハフ〕【発汗療法】

発汗を促進して病気を治療する方法

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精選版 日本国語大辞典 「発汗療法」の意味・読み・例文・類語

はっかん‐りょうほう‥レウハフ【発汗療法】

  1. 〘 名詞 〙 急性気道炎や慢性浮腫などのときに、薬物温浴電気浴によって発汗させて治療する方法。

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百科事典マイペディア 「発汗療法」の意味・わかりやすい解説

発汗療法【はっかんりょうほう】

発汗を促して体熱を奪い,汗とともに毒物を排出させたり,生体の反応パターンを変化させたりすることによって疾患を治療する方法。アスピリンピロカルピン等の発汗薬の投与,温浴,電気浴などを用いる。急性上気道炎や慢性の浮腫(むくみ),諸種神経痛や関節痛脂肪過多などに適用。心臓衰弱のある場合は注意を要する。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「発汗療法」の意味・わかりやすい解説

発汗療法
はっかんりょうほう
sweating treatment

人工的に発汗させ,貯熱を放散させたり,新陳代謝産物または体内に蓄積した異常物質を排除させたり,余剰水分を放出させるとか,ときとしては非特異的変調効果を期待する治療法。乾熱湿熱が用いられるが,乾熱を利用するほうが多い。サウナはその一例である。

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