白加賀(読み)しろかが

精選版 日本国語大辞典 「白加賀」の意味・読み・例文・類語

しろ‐かが【白加賀】

〘名〙 加賀国大聖寺(石川県加賀市大聖寺)付近に産する絹布の純白のもの。本羽二重よりは劣ったものとされていた。加賀羽二重。
役者論語(1776)芸鑑「此出立(いでたち)白加賀の衣裳銀箔にて鹿の角を蜂のさしたる所を」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「白加賀」の意味・読み・例文・類語

しろ‐かが【白加賀】

純白の加賀絹。本羽二重よりは劣るとされた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「白加賀」の解説

白加賀

群馬県など、主に関東地方で生産されるウメ果皮は淡黄緑色光沢があり、果肉肉厚で緻密。梅酒や梅シロップ、梅干などの加工に向く。「しらかが」とも読む。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android