デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「白勢高実」の解説 白勢高実 しらせ-たかみ ?-1889 幕末-明治時代の箏曲(そうきょく)家,平曲家(平家琵琶(びわ)家)。江戸の人。山田流箏曲の2代小名木(おなぎ)検校(けんぎょう)門下。生田流系統の曲もまなぶ。元治(げんじ)元年検校となり,3代白勢検校操歳(栄)一を名のる。同門の中能島(なかのしま)松声が歌物にすぐれていたのに対して,手事物を得意とした。門下に佐藤左久,松本操貞。明治22年9月5日死去。前名は小名美勾当。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例