白子鳩(読み)シラコバト

デジタル大辞泉 「白子鳩」の意味・読み・例文・類語

しらこ‐ばと【白子×鳩】

ハトハト科の鳥。全身白みがかった淡褐色で、くびの後ろに黒い輪模様がある。南ヨーロッパ北アフリカから南アジア分布日本では埼玉県に生息し、天然記念物

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「白子鳩」の意味・読み・例文・類語

しらこ‐ばと【白子鳩】

  1. 〘 名詞 〙 ハト科の小形のハト。全長約三二センチメートルで、キジバトとほぼ同じ。体は灰白色背面灰褐色を帯びる。後ろくびに黒い首輪があり、風切り羽黒褐色。竹やぶ、雑木林にすみ穀類、木の実などを食べる。インド中国朝鮮、日本などに分布し、近年ヨーロッパに入って急速に広がった。日本では減少し、埼玉県越谷市付近にわずかに残存する。特別天然記念物に指定されている。俗に「じゅずかけばと」ともいう。〔生物学語彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「白子鳩」の解説

白子鳩 (シラコバト)

学名Streptopclia decaocto
動物。ハト科の鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android