白旗山(読み)しらはたやま

日本歴史地名大系 「白旗山」の解説

白旗山
しらはたやま

[現在地名]甲佐町白旗

標高一三七・九メートル。緑川加藤清正の改修工事以前は上早川かみそうがわ村・下早川村・北早川村より流れて、この山の麓を回り、御船原みふねばるに沿ってじん村・秋只あきただ(現御船町)へと流れていた(甲佐町史)。白旗山の名は、その昔、都を追われた鎮西八郎為朝が九州へ下り、この山に源氏の白旗を立て、武威を近郷の村々へ知らせたことによるという伝説がある(国誌)一説には為朝が木原きはら(雁回山、三一四メートル)にいた時、この矢の留る所に源氏が代々崇敬する神明を祀ろうと白羽の矢を放つとこの山に当たったので西麓に社殿を築き、丈武たけぶ大明神と称して祀ったと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 隈庄 木原 ジン

事典 日本の地域遺産 「白旗山」の解説

白旗山

(北海道札幌市清田区真栄)
清田ふるさと遺産指定の地域遺産。
ふれあいの森:木工館・陶芸釜などの施設工作や陶芸が体験できる。白旗山競技場:クロスカントリースキーコースが整備されている(夏期天然芝サッカー場)。自然観察の森:森林浴・山菜採り・キノコ狩りを楽しむことができる

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android