白条天牛(読み)シロスジカミキリ

デジタル大辞泉 「白条天牛」の意味・読み・例文・類語

しろすじ‐かみきり〔しろすぢ‐〕【白条天牛】

カミキリムシ科の昆虫体長約5センチ、黒色の地に白い不規則な条紋がある。幼虫鉄砲虫とよばれ、クリ・クヌギ・カシ・シイなどの材部に食い入る。北海道を除く日本各地に普通にみられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「白条天牛」の意味・読み・例文・類語

しろすじ‐かみきりしろすぢ‥【白条天牛】

  1. 〘 名詞 〙 カミキリムシ科の大形の甲虫。日本の大形カミキリムシの代表種で、体長五センチメートルに達する。上ばねは灰色細毛でおおわれ、淡黄色か白色斑紋があり、体側には白条がある。初夏に発生し、クヌギ、クリ、カシなどの樹皮下に産卵する。幼虫は木に穴をあけ、テッポウムシと呼ばれる。本州四国、九州の平地から低い山地にすむ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「白条天牛」の解説

白条天牛 (シロスジカミキリ)

学名Batocera lineolata
動物。カミキリムシ科の昆虫

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android