百々升益(読み)どど しょうえき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「百々升益」の解説

百々升益 どど-しょうえき

1808-1843 江戸時代後期の儒者
文化5年生まれ。代々陸奥(むつ)遠田郡(宮城県)涌谷領主伊達氏につかえる医家。坂元玄岡に,ついで江戸の昌平黌(しょうへいこう)でまなぶ。飛騨(ひだ)(岐阜県)の鶴巻侯にまねかれるが,病気辞職,のち江戸深川に家塾をひらいた。天保(てんぽう)14年6月9日死去。36歳。名は尚一。字(あざな)は泰初。号は遠田。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android