デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「百村友九郎」の解説 百村友九郎(2代) ひゃくむら-ともくろう 1774-1834 江戸時代後期の歌舞伎役者・作者。安永3年生まれ。初代百村友九郎の弟。天明の終わりごろから大坂浜芝居の座本をつとめる。文化12年2代を襲名。文政中ごろから作者として活躍。天保(てんぽう)5年7月17日死去。61歳。前名は百村猪三郎。作者名は井筒一斎。作品に「色競(いろくらべ)恋の柵(しがらみ)」など。 百村友九郎(初代) ひゃくむら-ともくろう ?-1816* 江戸時代中期-後期の歌舞伎役者。初代中山新九郎の門下。天明のころから大坂浜芝居で人気をえた。寛政3年百村姓を名のる。容姿がよく,和実,武道事を得意とした。文化12年12月29日死去。前名は中山友九郎。俳名は井井。屋号は井筒屋。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by