井井(読み)セイセイ

精選版 日本国語大辞典 「井井」の意味・読み・例文・類語

せい‐せい【井井】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙
  2. 境目の正しいさま。秩序正しく整っているさま。少しの乱れもなく整っているさま。整整
    1. [初出の実例]「市中の街路は、其寛きは百尺(フイト)にも及ぶ、縦横井々として」(出典米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)
    2. [その他の文献]〔荀子‐儒效〕
  3. 静かで変わらないさま。清く静かなさま。〔易経‐井卦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む