デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「皇円」の解説 皇円 こうえん ?-1169 平安時代後期の僧。藤原資隆(すけたか)の弟。隆寛の叔父。天台宗。比叡(ひえい)山で皇覚にまなぶ。東塔の功徳院でおしえ,門下から法然をだした。歴史に造詣(ぞうけい)がふかく,史書「扶桑(ふそう)略記」を編修。嘉応(かおう)元年6月死去。通称は肥後阿闍梨(あじゃり),功徳院阿闍梨。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の皇円の言及 【扶桑略記】より …平安末期の編年体の歴史書。皇円著。巻末が1094年(嘉保1)で終わり,以降の成立である。… ※「皇円」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by