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皇越律例 こうえつりつれい Hoàng-Viêt luât-lê; Code Gia-long

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

皇越律例
こうえつりつれい
Hoàng-Viêt luât-lê; Code Gia-long

ベトナム,阮朝の始祖嘉隆帝 (Gia-long) が,1812年制定した法典。 22巻,398条。その内容はほとんどまったく中国の大清律例の直写にすぎず,したがって,これと現実のベトナムの規範との間に大きなへだたりがあったと考えられる。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版の解説

こうえつりつれい【皇越律例】

グエン(阮)朝ベトナムの中国式法典。ザロン(嘉隆)帝は1802年即位してグエン朝を開創するや,積極的に当時の清朝の行政制度の移入をはかった。法典においても旧来の唐律・明律にベトナム固有法を加味したレ(黎)朝刑律を廃棄して,12年に全390条,22巻からなる皇越律例を定めた。その内容はほとんど清代法典の直写にすぎず,固有法の面影はほとんどないといわれる。したがって,この律例がグエン朝期に実際に機能したとは考えられない。

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