盈虧(読み)エイキ

デジタル大辞泉 「盈虧」の意味・読み・例文・類語

えい‐き【××虧】

[名](スル)
月が満ちたり欠けたりすること。盈虚えいきょ
物事が栄えたり衰えたりすること。栄枯
[類語]月齢満ち欠け

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精選版 日本国語大辞典 「盈虧」の意味・読み・例文・類語

えい‐き【盈虧】

  1. 〘 名詞 〙 みちることとかけること。月が満ちたりかけたりすること。虧盈盈虚(えいきょ)。転じて、栄えることと衰えること。栄枯。
    1. [初出の実例]「可憐秋月幾盈虧、憶得去年遭乱離」(出典:再昌草‐永正九年(1512)八月六日)
    2. [その他の文献]〔李白‐古風詩〕

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普及版 字通 「盈虧」の読み・字形・画数・意味

【盈虧】えいき

みちかけ。盈欠。唐・李白古風、五十九首、五十九〕詩 田()・竇(とう)(嬰(えい))相ひ傾奪し 客互ひに盈虧す 世多し 方(まさ)に嶮(けんぎ) 斗酒、強(し)ひて然するも 寸志(つひ)に自ら疑ふ

字通「盈」の項目を見る

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