デジタル大辞泉 「目を回す」の意味・読み・例文・類語 目めを回まわ・す 1 気を失う。気絶する。2 多忙のためあわてふためく。「学会開催の準備で―・す」[類語]悶絶・気絶・失神・人事不省・喪心・無意識・前後不覚・心神喪失・昏睡・気が遠くなる・気を失う 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「目を回す」の意味・読み・例文・類語 め【目】 を 回(まわ)す ① 気絶する。気を失う。[初出の実例]「ゆくまひとする所むねを二つつく時、めをまはす也」(出典:虎明本狂言・胸突(室町末‐近世初))② 忙しくてあわて惑う。忙しいおもいをする。[初出の実例]「時鳥まつ折からに目をまはし しめり茶うすは五月雨の比〈広寧〉」(出典:俳諧・口真似草(1656)六)③ ひどく驚く。[初出の実例]「ブルジョア良心主義者どもが眼をまわすだろうさ」(出典:われら戦友たち(1973)〈柴田翔〉四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例