目力(読み)メヂカラ

デジタル大辞泉 「目力」の意味・読み・例文・類語

め‐ぢから【目力/眼力】

目の表情視線他人に与える印象。特に、その人の意志内面の強さなどが現れているように感じさせる目の表情。視線自体から感じる圧力・圧迫感。「―がある」
あるものを見て、それを頼りに思うこと。
「柴の家居を―に、やうやうたどりつく息も苦しき胸を撫おろし」〈浄・源頼家源実朝鎌倉三代記
[補説]「眼力がんりき」は別語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「目力」の意味・読み・例文・類語

め‐ぢから【目力】

〘名〙
① あるものを見て、それをたよりにすること。
浄瑠璃・源頼家源実朝鎌倉三代記(1781)五「足も矢橋の村はづれ、柴の家居を目力(めちかラ)に、漸(やうやう)(たどり)つく息も苦しき胸を、撫おろし」
② 見ている人に目が訴える力。

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普及版 字通 「目力」の読み・字形・画数・意味

【目力】もくりよく

眼力

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