日本歴史地名大系 「目達原古墳群」の解説
目達原古墳群
めたばるこふんぐん
上峰村西部の洪積層高位段丘上および神埼郡三田川町の目達原南方の中位段丘上にあった前方後円墳七基・円墳四基以上よりなる古墳群で、五世紀より六世紀にかけて築造されたと思われる。
これらの古墳群は「竺志米多国造」(国造本紀)の墓ではないかと、大正二年(一九一三)頃から調査され始め、昭和一七年(一九四二)から翌年にかけて発掘調査が行われた。同一八年に
都紀女加王墓以外のおもな古墳は次のとおりである。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報