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盲官(読み)モウカン

デジタル大辞泉 「盲官」の意味・読み・例文・類語

もう‐かん〔マウクワン〕【盲官】

昔、盲人琵琶びわ管弦はり按摩あんまなどを業とした者に与えられた官名検校けんぎょう勾当こうとう座頭衆分しゅぶんなどの階級に分かれ、総検校総録そうろくがこれらを支配した。

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関連語 あんま 名詞 ビワ

精選版 日本国語大辞典 「盲官」の意味・読み・例文・類語

もう‐かんマウクヮン【盲官】

  1. 〘 名詞 〙 盲人で、琵琶(びわ)・管弦、按摩(あんま)・鍼(はり)などを職業とした者に与えられた官名。検校(けんぎょう)勾当(こうとう)・座頭・衆分(しゅぶん)などに分かれ、総検校・総録(そうろく)がこれらを支配した。朝廷では、久我家につかさどらせていた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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