デジタル大辞泉 「直取引」の意味・読み・例文・類語 じき‐とりひき〔ヂキ‐〕【直取引】 1 仲買人を通さず、売り手と買い手とが直接行う取引。じかとりひき。2 証券会社を通さず、売り手と買い手とが直接売買する証券取引。3 コール市場を通さず、金融機関どうしで直接行うコール資金の取引。 じか‐とりひき〔ヂカ‐〕【▽直取引】 「じきとりひき」に同じ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「直取引」の意味・読み・例文・類語 じき‐とりひきヂキ‥【直取引】 〘 名詞 〙① 取引所でかつて行なわれた株式実物取引の一つ。売買取引の契約成立の日から五日(のちには二日)以内に受け渡しをしなければならないもの。[初出の実例]「取引所の売買取引は直取引、延取引及定期取引の三種とす」(出典:取引所法(明治二六年)(1893)一八条)② 仲買人の手を経ないで、当事者間で直接にする取引。[初出の実例]「銀次とても膝組で直取引(ヂキトリヒキ)をした訳では無し」(出典:恋慕ながし(1898)〈小栗風葉〉三一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例