相変らず(読み)アイカワラズ

デジタル大辞泉 「相変らず」の意味・読み・例文・類語

あい‐かわらず〔あひかはらず〕【相変(わ)らず】

[副]今までと変わったようすが見られないさま。以前と同じように。「相変わらず貧乏暇なしだ」
[類語]やはり依然未然未発やっぱりなおかつなおもまだいまだいまだになお今なお今もってまだまだいまだ嘗てつい・今のところ・今に至るも

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精選版 日本国語大辞典 「相変らず」の意味・読み・例文・類語

あいかわら‐ずあひかはら‥【相変ず・相不変】

  1. 〘 副詞 〙 ( 変わることなくの意から ) 以前と同様に。いつものとおり。「相変わらずの…」の形で、名詞的にも用いる。
    1. [初出の実例]「毎年あひかはらずもって上る事は一段めでたい」(出典:虎明本狂言・昆布柿(室町末‐近世初))
    2. 「相かはらずの無性者で仕様が御座いませんの」(出典:人さまざま(1921)〈正宗白鳥〉)

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