矢張り(読み)ヤハリ

デジタル大辞泉 「矢張り」の意味・読み・例文・類語

やはり【矢張り】

[副]
以前と、また他と比べて違いがないさま。やっぱり。「あなたは今も矢張りあの店へ行きますか」「父も矢張り教師をしていた」
予測したとおりになるさま。案の定。やっぱり。「彼は矢張り来なかった」
さまざまに考えてみても、結局は同じ結果になるさま。つまるところ。やっぱり。「随分迷ったが、矢張り行くのはやめにした」「利口なようでも矢張り子供は子供だ」
動かずにいるさま。
「老いたと言ひて、―あたたかにしてゐて」〈史記抄・匈奴伝〉
[補説]「矢張り」は当て字
[類語](1同じく相変わらずなおなおかつなおもいまだにいまだまだ依然未然未発今もってやっぱりまだまだいまだ嘗てつい・今のところ・今に至るも/(2案のじょう案のごと案にたがわず果たして果たせるかな果然てっきりやっぱり・思ったとおり・道理でなるほどさすがそれもそのはず/(3結局畢竟ひっきょう所詮しょせんどの道何れにしても結句ついとどの詰まり詰まるところ帰するところせんずるところ要するにいずれどうせつまり挙げ句挙げ句の果ていよいよとうとう差し詰め究竟きゅうきょう果ては何と言ってもどっち道もはやとにかく何しろ何せ何分なにぶん何分にもなんにせよともかくともかくもともあれとまれとにもかくにもそれはともあれ遅かれ早かれ善かれ悪しかれすんでにほとんどすんでのことすんでの所どうにかこうにかどうにかやっとようやくなんとかかろうじてからくもやっとこさ間一髪危なくあわやすれすれようやっとどうかこうかかつがつどうやらこうやら曲がりなりにもやっとの事でまだしもまだえんやらやっとようよう危うく九死に一生を得るまあまあまあよっぽどかなりなかなかわりあいわりかたわりかし割に比較的まずまずかすかすどうやらなんとかかんとかそこそこそれなり増し次善セカンドベストベター及第無難ほどほど捨てたものではない満更まんざらでもないいまだしいま不徹底不十分及ばずながら不全不完全どうなりこうなり一応急場しのぎ当座しのぎ一時しのぎその場しのぎ

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