デジタル大辞泉 「猶」の意味・読み・例文・類語
なお〔なほ〕【▽猶/▽尚】
1 以前の状態がそのまま続いているさま。相変わらず。やはり。まだ。「今も―健在だ」「昼―暗い」
2 状態や程度がいちだんと進むさま。さらに。もっと。いっそう。「君が来てくれれば―都合がいい」「会えば別れが―つらい」
3 現にある物事に付け加えるべきものがあるさま。「―検討の余地がある」「―10日の猶予がほしい」
4 (あとに「ごとし」を伴って)ちょうど。あたかも。「過ぎたるは―及ばざるがごとし」
「御首は敷皮の上に落ちて、
[接]ある話の終わったあとで、さらに別のことを言い添えるのに用いる語。「―詳しくは後便にて申し上げます」
[類語](1)矢張り・まだ・いまだ・いまだに・今なお・今もって・なおも・依然・未然・未発・相変わらず・やっぱり・なおかつ・まだまだ・いまだ嘗て・