コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

相川音頭 アイカワオンド

3件 の用語解説(相川音頭の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

あいかわ‐おんど〔あひかは‐〕【相川音頭】

佐渡市の民謡。平家物語に取材した口説(くどき)形式の歌詞による盆踊り歌。

出典|小学館
デジタル大辞泉について | 情報 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

相川音頭
あいかわおんど

新潟県佐渡(さど)市北西部、旧相川町を中心に歌われてきた民謡。江戸時代の寛文(かんぶん)末期(1670ころ)におこった盆踊り唄(うた)で、初めは『謡曲(うたい)百番くずし』といい、謡曲の曲名を懸詞(かけことば)にしたり、『おさん仙次郎心中濃茶染(こいちゃぞめ)』のように、心中物や恋物語をテーマにして歌い込んだりしていた。約140年のちの文政(ぶんせい)・天保(てんぽう)年間(1818~1844)になると、尚武の世相の影響で勇ましい歌詞が喜ばれるようになり、現在歌われている源平合戦を描写した5段の口説(くどき)調となった。初段「宇治川先陣」、2段「巴(ともえ)の勇戦」、3段「那須与市扇(なすのよいちおうぎ)の的(まと)」、4段「継信(つぐのぶ)の死」、そして5段の途中からがよく歌われている「どっと笑うて立つ浪風(なみかぜ)の 荒き折節(おりふし)義経(よしつね)公は……」のくだりの「義経弓流し」である。相川金山に江戸幕府の奉行所が置かれたころ、毎年7月15日の盆に、その奉行所の前でこの『相川音頭』が踊られたことから「御前踊り」とよばれるようになった。『佐渡おけさ』とともに佐渡の代表的な唄である。[斎藤 明]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

今日のキーワード

稀勢の里寛

1986- 平成時代の力士。昭和61年7月3日生まれ。中学卒で鳴戸部屋に入門し,平成14年3月初土俵。16年5月新十両,同年11月には18歳4ヵ月で新入幕をはたす。18年7月新三役小結,21年3月新関...

続きを読む

コトバンク for iPhone

相川音頭の関連情報