県治朗(読み)アガタ ジロウ

20世紀日本人名事典 「県治朗」の解説

県 治朗
アガタ ジロウ

昭和期の美術家



生年
明治30(1897)年2月3日

没年
昭和57(1982)年12月25日

出身地
長野県

主な受賞名〔年〕
吉川英治文化賞〔昭和47年〕

経歴
田中有美・親美父子古筆古画を学ぶ。「源氏物語絵巻」などに用いられている料紙とその意匠手法を研究し、同絵巻の完全な副本制作。またホテルオークラの壁面画、成田山新勝寺襖絵なども制作した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「県治朗」の解説

県治朗 あがた-じろう

1897-1982 昭和時代の美術家。
明治30年2月3日生まれ。田中有美(ゆうび)・親美(しんび)父子に古筆,古画をまなぶ。「源氏物語絵巻」などにもちいられている料紙とその意匠・手法を研究し,同絵巻の完全な副本を制作。またホテルオークラの壁面画,成田山新勝寺の襖(ふすま)絵なども制作した。昭和47年吉川英治文化賞。昭和57年12月25日死去。85歳。長野県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android