真空管電圧計(読み)しんくうかんでんあつけい(その他表記)vacuum tube voltmeter

百科事典マイペディア 「真空管電圧計」の意味・わかりやすい解説

真空管電圧計【しんくうかんでんあつけい】

電子電圧計,VTVMとも。真空管検波作用と増幅作用を利用して電圧測定する装置。交流専用のものをバルボルと呼び,交流電圧を真空管で検波して増幅し,入力電圧を測定する。入力インピーダンスが高く,高感度で,数百MHzまで測定でき,ことに高周波電圧測定に多く使用される。VTVMは直流も測定可能。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「真空管電圧計」の意味・わかりやすい解説

真空管電圧計
しんくうかんでんあつけい
vacuum tube voltmeter

普通は真空管の検波 (整流) 作用を利用して交流電圧を測定する計器をいう。最近では真空管の代りシリコンなどの半導体が用いられ,電子電圧計と呼ばれる。数 MHzまでの広い周波数範囲にわたり測定が可能で,入力インピーダンスが高い特徴をもつ。直流増幅器を内蔵し,切替えにより交直両用の測定ができるものが多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む