コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

真範比丘尼 しんはんびくに

1件 の用語解説(真範比丘尼の意味・用語解説を検索)

朝日日本歴史人物事典の解説

真範比丘尼

没年:明応4(1495)
生年:文明6(1474)
戦国時代の尼。真盛の弟子。伊勢国(三重県)山田の神人であった榎倉掃部助村山武則(宮寿大夫)の娘。真範が12,3歳のころ,外宮と内宮の闘争で父は多数の人々を殺害したのち外宮に放火して果てた。また,自身も明応3(1493)年20歳のとき,夫の不義の相手を殺害しようとして未遂に終わるというエピソードもある。真盛が故郷伊勢へ下向したとき,真範は父と自らが犯した罪を理由に出家を遂げ,夫方への引き戻しを逃れた。『真盛上人往生伝記』に残る真範の懺悔状は,女性例では珍しいものである。伊勢三田の尼寺に住し,真盛が没したとき,あとを追って入水する。西向端座し合掌乱れず往生し,身を投げた池には紫雲が立ったという。

(勝浦令子)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

真範比丘尼の関連キーワード大河内真盛伊勢白粉恵比須扇慶光院守悦尼慶光院清順尼等耕檜垣常郷檜垣常真星合具種

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone