デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「真範」の解説 真範 しんぱん 986/987-1055* 平安時代中期の僧。寛和(かんな)2/永延元年生まれ。法相(ほっそう)宗。興福寺一乗院の定好(じょうこう)にまなび,清水寺の清範(せいはん)の法をつぐ。一乗院の住持となり,万寿3年維摩会(ゆいまえ)講師。長久5年興福寺別当となり,元興寺,山階寺,長谷寺を兼務し,僧正にすすむ。天喜(てんぎ)2年12月5日死去。68/69歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例