コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

真盛 しんせい

7件 の用語解説(真盛の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

真盛
しんせい

[生]嘉吉3(1443).伊勢
[没]明応4(1495).伊賀,西蓮寺
室町時代の僧。天台真盛宗の開祖。7歳で出家,のち比叡山西塔の慶秀のもとで 20年あまり修行。天台の奥義をきわめ,伝灯法師位に進んだ。その後黒谷の青竜寺に隠棲し,浄業を修した。文明 18 (1486) 年近江坂本の生源寺で『往生要集』を講義し,源信の旧跡,西教寺を再興して説戒念仏の道場とし大衆を教化した。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

しんぜい【真盛】

[1443~1495]室町中期の天台宗真盛派の開祖。伊勢の人。比叡山で研学。源信の「往生要集」に傾倒し、全国各地に念仏道場を開いた。著「奏進法語」など。円戒国師慈摂大師

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

真盛【しんぜい】

室町中期の僧。天台宗真盛派(現天台真盛宗)の祖。伊勢(いせ)の人。比叡(ひえい)山西塔(さいとう)の慶秀に師事。《往生要集》に傾倒し,源信の旧跡西教(さいきょう)寺を復興し,また広く北陸・伊勢を教化した。
→関連項目西教寺西塔

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

真盛 しんせい

1443-1495 室町-戦国時代の僧。
嘉吉(かきつ)3年1月28日生まれ。天台宗。比叡(ひえい)山で慶秀に天台教学をまなぶ。京都黒谷の青竜寺に隠棲し,源信の「往生要集」に傾倒。文明18年(1486)源信ゆかりの近江(おうみ)(滋賀県)西教寺を再興し,戒律と念仏一致の根本道場とした。明応4年2月30日死去。53歳。伊勢(いせ)(三重県)出身。俗姓は小泉。諡号(しごう)は円戒国師,慈摂大師。著作に「奏進法語」など。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

世界大百科事典 第2版の解説

しんぜい【真盛】

1443‐95(嘉吉3‐明応4)
室町時代の天台宗の僧。天台真盛派(現在は天台真盛宗)の祖。〈しんせい〉ともいう。伊勢国一志郡に生まれ,7歳で同郡川口の光明寺に入り,14歳で得度,尾張国に出て台密を学び,1461年(寛正2)比叡山に上った。20年間山を下らず,伝灯法師の位に進んだが,83年(文明15)黒谷青竜寺に隠棲,2年後に浄土院の伝教大師廟に参籠し,夢中に最澄より源信の《往生要集》を示され,念仏に専念するようになった。86年源信ゆかりの近江坂本西教寺を再興,のち近江,伊賀,伊勢,越前,加賀など各地に教化,説戒念仏の道場を多数開き,伊賀国西蓮寺に没。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

しんぜい【真盛】

1443~1495) 天台宗真盛派の祖。伊勢の人。比叡山西塔で修行。源信の教えにひかれ、その旧跡である近江西教寺を復興。勅諡ちよくしは円戒国師・慈摂大師。著「奏進法語」「三昧発得法語」

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

真盛
しんぜい
(1443―1495)

室町時代の僧。天台真盛宗の祖。伊勢(いせ)国(三重県)の人。14歳で出家してから台密を学び、1461年(寛正2)19歳で比叡山(ひえいざん)に登り、とどまること20余年、ことごとく学び尽くす。1483年(文明15)には黒谷青竜寺に入り、日課として念仏六万遍を勤める。1485年には伝教(でんぎょう)大師最澄(さいちょう)から源信の『往生要集(おうじょうようしゅう)』を授かる夢をみ、これに傾倒。翌年源信とゆかりのある西教寺(さいきょうじ)に入り、戒と念仏の一致を称揚し、ここに天台宗真盛派の基礎を開き、西教寺の復興に力を尽くした。また各地に戒と念仏の一致を説き広め、1495年(明応4)伊賀(三重県)西蓮寺(さいれんじ)の念仏法会(ほうえ)の途中に寂した。1506年(永正3)円戒国師の号を賜る。[平井宥慶]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の真盛の言及

【西教寺】より

…滋賀県大津市にある天台真盛宗の総本山。山号は戒光山。…

※「真盛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

真盛の関連キーワード真盛上人即真周湛百如慈芳普門円通孝暢道邃真盛派古泉性信道順(2)天台真盛宗

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

真盛の関連情報