真間手児奈(読み)ママノテコナ

デジタル大辞泉 「真間手児奈」の意味・読み・例文・類語

まま‐の‐てこな【真間手児奈】

《「ままのてごな」とも》下総しもうさ葛飾かつしか千葉県市川市真間)に住んでいたという伝説上の女性万葉集山部赤人高橋虫麻呂の歌によると、多く男性求婚にたえられず、真間の海に入水自殺したという。→手児奈

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「真間手児奈」の解説

真間手児奈 ままの-てこな

「万葉集」のなかでうたわれた伝説上の美少女
下総(しもうさ)葛飾郡真間(千葉県)にすむまずしい少女で,求婚者のおおいのになやみ,海に身をなげて自殺した。山部(やまべの)赤人,高橋虫麻呂(むしまろ)らによまれた。市川市の手児奈堂にまつられている。勝鹿(かつしかの)真間娘子(おとめ)ともいう。

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百科事典マイペディア 「真間手児奈」の意味・わかりやすい解説

真間手児奈【ままのてこな】

下総(しもうさ)国葛飾の真間(千葉県市川市)にいたという古代伝説中の美少女。多数の男に求婚されて思い悩み,入江に投身して処女のまま命を絶ったという。《万葉集》に山部赤人,高橋虫麻呂の歌がある。

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