千葉県北西部、市川市(いちかわし)の一地区。真間川沿いに位置し、『万葉集』にも歌われている真間の手古奈(てこな)にゆかりのある地。737年(天平9)真間山に僧行基(ぎょうき)が、大ぜいの男の求婚に耐えかねて入水(じゅすい)したという手古奈の故事を聞き、霊を慰めるため弘法寺(ぐほうじ)を開創した。1501年(文亀1)には弘法寺の日与上人(にちよしょうにん)が手古奈霊堂を建立し、今日では安産、子育ての寺として信仰を集めている。近くに手古奈が水をくんだという真間の井戸や真間の継橋(つぎはし)などがある。真間川沿岸はみごとなサクラ並木が続いているが、1981年(昭和56)の台風24号によって大きな被害を受け、河川改修工事の際一部が伐採された。
[山村順次]
ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...