矢合観音(読み)やわせかんのん

日本歴史地名大系 「矢合観音」の解説

矢合観音
やわせかんのん

[現在地名]稲沢市矢合町 本郷

国分(こくぶん)寺の西隣にある。民間信仰の一つで民家橋本家の一室に十一面観音が安置されている。

「感興漫筆」によると、一八世紀中頃、円興(えんこう)寺(現国分寺)より祷呪の法とともに橋本家に与えられ、初め乳の病と指の痛みのみ祈念していたが、一九世紀中頃、藤四郎の代に諸病の平癒を祈念するようになった。苗木商人・植木職人により近国近在に藤四郎の名が知れ渡り、三河・美濃・伊勢からの来訪もあった。祈祷は「浄衣の背に梵字を書したるを着、香を焚き鐘をならして先念仏三帰の文、般若心経・舎利礼諸尊の真言を誦し称名し了て、仏前に置たる紙の畳みたるを納めて病人にむかひ念仏三帰文を唱へ空書す」という方法であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

アジア諸国の友好と平和促進とを目的としたスポーツ大会。第1回は1951年にインドで開催。原則としてオリンピックの中間年に行われる。主催はアジア‐オリンピック評議会。→アジア冬季競技大会...

アジア競技大会の用語解説を読む