知新館跡(読み)ちしんかんあと

日本歴史地名大系 「知新館跡」の解説

知新館跡
ちしんかんあと

[現在地名]岩村町 坂下

城山山麓の殿との町、岩村城登城口の左手にあった松平氏岩村藩の藩校。元禄一五年(一七〇二)松平乗紀は岩村に転封し、その直後から家臣に対し、学問・武芸を奨励した。正徳二年(一七一二)には、家臣は武装し領民は勢子として参加する一種の武技訓練たる追鳥狩を実施し、のち追鳥狩は年々の行事となる。また儒者佐藤周軒を招聘し、嫡男乗賢の教育にあたらせた。享保元年(一七一六)乗紀が没し、乗賢が襲封した。乗賢は先代以来の文武奨励の伝統を強めるため、同四年江戸と岩村に文武所を設置し、佐藤周軒を家老に登用した。文武所は藩士子弟の読書・手習・武芸・躾方の修業場となり、書籍の貸出は自由であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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