石決明(読み)セッケツメイ

デジタル大辞泉 「石決明」の意味・読み・例文・類語

せっ‐けつめい〔セキ‐〕【石決明】

アワビの殻を干したもの。カルシウム分が多く、漢方で煎じて眼病などに用いる。

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精選版 日本国語大辞典 「石決明」の意味・読み・例文・類語

せっ‐けつめいセキ‥【石決明】

  1. 〘 名詞 〙
  2. あわび(鮑)」の漢名。《 季語・夏 》 〔本草和名(918頃)〕
    1. [初出の実例]「石决明より真珠を採る、此甲介は殊に大村の国に多し」(出典:日本風俗備考(1833)五)
    2. [その他の文献]〔本草綱目‐介部・石決明・集解〕
  3. アワビの殻を粉末にした漢方薬一種。カルシウム分が多いため樟脳(しょうのう)と合わせて、結膜炎などの眼病薬、また、強壮・強精剤としても用いられる。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「石決明」の解説

石決明 (アワビ)

動物。ミミガイ科の巻貝

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