砂巾着(読み)スナギンチャク

デジタル大辞泉 「砂巾着」の意味・読み・例文・類語

すな‐ぎんちゃく【砂巾着】

花虫綱スナギンチャク科の腔腸こうちょう動物総称。すべて海産。多く群体で、共通の肉質部に砂粒を含み、岩や貝殻に着生し、イソギンチャク形のポリプ個虫)が突出する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「砂巾着」の意味・読み・例文・類語

すな‐ぎんちゃく【砂巾着】

  1. 〘 名詞 〙 スナギンチャク目に属する刺胞動物の総称。本州中部以南の浅海から深海に分布する。海綿巻き貝・石・サンゴ礁などの上を膜でおおって着生し、その上に小形で円筒形のイソギンチャクが不規則に群生する。センナリスナギンチャクカイメンスナギンチャクヤドカリスナギンチャク・マメスナギンチャクなどの種類がある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「砂巾着」の解説

砂巾着 (スナギンチャク)

動物。スナギンチャク目に属する海産動物の総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android